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竹本住太夫の「物語」

「今のiPad AirのCMがまた、いいよねぇ」なtsurusuke(@yaegaki4)です。

そんなことを考えていたら、先日引退したという竹本住太夫のドキュメンタリーをテレビで目にした。この人は、文楽(人形浄瑠璃)という人形劇の、そして義太夫という浄瑠璃の流派の語り手。

昔、歌舞伎にかぶれていた時期がありました。もっと言うと中村歌右衛門という女形に、なんですけれど。

で、その歌舞伎の人気演目の多くは実は、人形浄瑠璃からちゃっかりいただいたもの。なので、彼の語り、 伴奏の三味線の響きは懐かしく、単純に痺れてしまいました。しかし普通の人には「浄瑠璃?What?」かもしれません。

とか何とか、自分もそう詳しくないので以下、Wikipediaから抜粋します。

浄瑠璃(じょうるり)は、三味線を伴奏楽器として太夫が詞章(ししょう)を語る劇場音楽、音曲である。

詞章が単なる歌ではなく、劇中人物のセリフやその仕草、演技の描写をも含むものであるために、語り口が叙事的な力強さを持つ。このため浄瑠璃を口演することは「歌う」ではなく「語る」と言い、浄瑠璃系統の音曲をまとめて語り物(かたりもの)と呼ぶのが一般的である。

うんうん、「語る」なんですよ。

ついでに言うと、歌舞伎とか、「役を演じる」じゃなくて「お役を勤める」ってのが、やはり気分。言い回しが単に古いんじゃないんです…うむ、無理だ、説明出来ない。こういうのはやっぱり演劇評論家とかに任せますか。

住太夫の「物語」は正に物語を語ることだった。さあ、自分の物語は何だろう?

via PressSync

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