近所で、昨年まで田んぼだった一角になぜか今年、ヒマワリ。正に映画「ひまわり」みたいなことになっている。
この映画、ソフィア・ローレンがいい女だった、しか憶えてないんですね。我ながら、物語を読む能力がないと言いますか。
取って付けたようですが、映画と言えば最近は「アナと雪の女王」。これだけ話題になって、さすがに娘にせがまれるのを覚悟していたのですが、もう今月はDVDの発売。スクリーンで観るのは免れた訳です。
「中二病」でしょうか?これに罹患して長いのか、どうもこういうの苦手。歌を聴いて、もう萎える。「素のままの自分なんて世間様にお出し出来ないじゃないの!」となってしまうんですね。そもそもディズニーの絵が嫌いですし。
これは少し前、いつも行くヘアサロンでのオーナーとの会話。
「『アナと雪の女王』、こんな話題になる前すぐ観たんですよ」
「ネタバレOKなんで、どんな話か聞いていいです?」
「ん〜、姉妹が男に振り回される話、かな?」
「そう受け取るのって多分、人として駄目ですよ〜っ!どなたか他の人にも言いました?」
「言えませんよ〜っ!tsurusukeさんなら判って貰えるかなと」
「私、以前平幹二朗の『リア王』観て『ええと…お父さん馬鹿でした、な話?』ってなって自分で呆れたことあるけど、もしかしてそのレベルかも?」
「ははは!」
ちょっとほっとしました。
そもそも「Let it go」の意味は?
「Let it be」とどう違うのかな?と、少し調べたら、「(他者の言動に対して)反応しない」とか「あきらめる」とか、あらら?なものばかり。「(自分の)ありのまま」の意味はない。まして期待される「生まれたまま」「無垢さ」を尊ぶ要素も…?
観る気もないので、映画の筋すら詳しく調べないまま書き進めているのですが、元は「私は私のままでいいんだわ」のようなぬるい意味ではないよう。なんだか…良かった。
自分にとっての「ありのままの自分」
『「変わっているけれど悪い人じゃない」という落としどころを見つけようと目指す自分』かな?と。この映画の「雪の女王」も、案外こんなところだったりして。
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